形見分けとは?
身内や親族が亡くなると、必然的に遺品整理をしなくてはいけない状況となることが多いでしょう。
しかし、遺品整理をするにあたって形見分けをしたいと思っている方もきっと多いと思います。
というのも、やはり故人が生きていた証をみんなで分けて残していたいという思いが強いからです。
形見分けとは故人の遺品をみんなで分けて残しておく事のことを言いますが、形見分けって実際にどうやって行うのかわからない方も多いでしょう。
そこで、こちらでは形見分けの詳しいやり方についてお伝えしますので、もしこれからそんな機会がありましたら、ぜひ参考にしてくださいね。
形見分けの方法とは
「形見分け」という言葉自体あまり知らない方ももしかしたら多いかもしれませんね。
しかし、遺品整理の一環として形見分けをするべき時ももしかしたらあるかもしれません。
場合によっては形見分けがトラブルの元なってしまうこともありますので、スムーズに行える方法を紹介します。
故人が愛用していた品を血縁者や友人などで分け合うのが形見分けですが、金銭的な価値は関係ないので、基本的にはトラブルになりにくいでしょう。
一方、財産分与とは、故人名義の預貯金や証券、株券、不動産などを相続権のある人で分割して相続することなので、トラブルが起こりやすいと言えます。
形見分けには、「誰に何を分けなければならない」という決まりもありませんから、故人の妻や子供など一番近しい人が中心となって行うケースが多いでしょう。
また、故人に遺言があれば、特定の品を指名した人に譲ることも可能です。
しかし、すべての物が形見分けできるということではなく、扱うのに免許や許可が必要なものや現金や金券、それに準ずるもの、犬、猫などの生き物などは不用意に形見分けしてはいけません。
中には弁護士など法律の専門家の手を借りたほうが良いケースもあるので、状況によって考えてみてくださいね。